増毛に興味はあるけど、わからないことが多くいから知りたい!という方のために、増毛の素朴な疑問にお答えします。綾小路まろん著『ハゲラーの心理学カツラーの経済学』から、実際の体験者の実話から紹介します。
増毛を取り付ける時に痛くないの?
技術者のスキルによるところが大きいのですが、上手な技術者なら痛くないそうです。
ただし、未熟な人に当たると1本の毛を寄りだして結着させるときに痛みを感じることがあるとか。
最悪の場合、取り付ける最中に自毛が抜けることも。
1時間200本の増毛で、2分に1度くらいの割合で「プチッ」と毛を切られたり、抜かれたりする経験がある人も。
頭皮も痛いが、心も痛いという経験をした人もいるようです。
コマーシャルのようにすぐに増えるの?
大手カツラメーカーを例にすると、一般的には1本の自毛に2本取り付ける増毛法で、1時間に200本前後が目安です。
なので、1日に1万本の増毛は、時間的にも肉体的にも無理があると言えるでしょう。
1日の抜け毛が50〜100本と言われているので、200本の増量がどの程度か、なんとなく想像ができるかと思います。
しかし、増毛はいきなり増やすと不自然になるので、数ヶ月かけて徐々に増やしていく方法が主流のようです。
ズバリ、バレませんか?
カツラに比べると、増毛ははるかに自然でバレにくいです。
しかし、薄い部分に増毛すると、地肌に結着部分の結び目が点となって無数に見えてしまい、バレることがあるそう。
結着部分の生え際と、それが伸びてツンツン飛び出してきた枝毛状態、増毛の抜け毛がバレる大きな要因。
このことにさえ気をつければ、増毛がバレる確率はかなり低いようです。
遠目であれば、まずわからないのが増毛です。
増毛はカツラよりバレにくいようですね。
ただし、薄毛の人の元々強くない自毛に結びつけて結着させる方法なので、結んだ毛は基本的に抜けやすくなります。
また、レーン上に地肌に接着させるタイプのものは、異物を地肌に貼り付けるため、頭皮を傷めることに繋がります。
薄毛をしっかり隠すためには相当な本数が必要であり、将来的に抜け落ちてしまうことを考えると、増毛はコスト的にも最も高額となるようです。
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