育毛サロンなどと契約し、通うことになったらしばらくしつこい勧誘とは無縁だろうと思ったら大間違い。実はこれからの勧誘の方が本番だと言っても過言ではないらしいのです。実際にハゲGメンに報告されたHさんの体験を聞いてみましょう。
育毛治療コースなのに増毛をすすめられる?
Hさんはスカルプケア中心の陸毛治療コースを契約し、大手カツラメーカーのサロンに通い始めました。
ところが2ヶ月経ったころから、施術を行うスタッフがしきりに増毛をすすめ始めたというのです。
「Hさん、やっぱりすぐに髪の毛を増やしたいと思いませんか?
この育毛のおかげでずいぶんしっかりしてきてますし、これなら増毛の毛を結んでも十分耐えられると思います」
さらに、育毛しながら増毛すれば、少しずつ増えていくのでバレることもないと、予定の時間を大幅に延長して400本の人工毛を取り付けたのだそうです。
確かになんとなく増えた?
400本の人工毛を付けたことで、確かになんとなく、分け目のあたりの毛量が増えた気がしたというHさん。
「育毛コースが終わるころにはきっと、髪も見違えるようになってるでしょうから、それまでの補充として、増毛をやってみませんか?」
と、増毛の人工毛を髪に結びつける約1時間、耳元で施術者に延々とセールストークを囁かれ続けたのだそうです。
とうとうその説得に押し切られ、新たに増毛1万2千本、72万円の契約をしてしまったのでした。
総合メーカーでは別の商品の売り込みが激しい
Hさんのように、育毛治療コースを契約したのに、契約終了期間が近づくと別の商品の売り込みに力を入れ始めることは珍しくないそうです。
特に育毛・発毛・カツラ・増毛などの総合メーカーでは、何かの契約をして通い始めるとすぐさま他のコースや商品の激しいセールスが始まるのだとか。
強い意志を持っていないと、次々に高額の契約をさせられるので注意しましょう。
薄毛を何とかしたくて契約をした人は、次の契約もしやすい傾向にあるのかもしれません。
本当に効果が見られるのか、しっかり見極めて判断したいですね。
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