かつて家が建つほど、増毛や発毛にお金を投じてきた綾小路さん。流石にどこかで見切りをつけようと、21世紀を迎えるまでという大雨リミットを設けました。そして最後の2年間、ポジティブ思考、健康志向となり、シャンプーも薄毛用から傷んだ髪用へ。そして迎えたタイムリミット、髪はフサフサになったのでしょうか。
2年弱で試した薄毛商品は……
タイムリミットを決めてからの2年弱、綾小路さんはさらに200点ほどの髪に関する商品や、育毛・発毛を試してみたそうです。
しかしながら、残念なことに
「うわ!生えてきた!」
という画期的な商品に出会うことはなかったのだとか。
新しく試したシャンプーで、確かに抜け毛は減ったものの、すでに毛根がなくなっている部分は、発毛しない限りフサフサにはならないのです。
そして、21世紀を迎えたためここで潮時と、発毛コースやカツラ、増毛などの契約と、手当たり次第に商品を試すこと、商品を求めて海外にまで出かけて行くなど「大金がかかる増毛プロジェクト」にはピリオドを打つことにしました。
今ある髪を大切にしつつ……
ピリオドを打ったとはいえ、自宅で可能な育毛や、ハゲGメンなどは続けている綾小路さん。
それは、いくらポジティブ思考になったとはいえ、女性なので開き直ってスキンヘッドになるという生き方は難しいからです。
という訳で、積極的に大金を投じる増毛はやりませんが、今ある髪を大事にしながら、お洒落なファッションウイッグを楽しんだり、今持っているカツラをTPOで使い分けたりするなどしていくことにしました。
そして半年後、どうなった?
そしてタイムリミットから半年。
綾小路さんの髪がどうなったかというと、驚いたことにかなり多くなってきているのだそうです。
本人もまったく期待していなかったことであり、嬉しい誤算といったところでしょう。
増えている理由は、毎日のシャンプーで以前は100本以上抜けていたのが、今では50本前後に激減し、この差が積み重なった結果、全体の量が増えているということのようです。
不思議なことに、躍起になって増毛プロジェクトを進行していたときにはほとんど効果を感じなかったのに、リミットがきて最小限のケアしかしなくなったら抜け毛が減ったのですね。
結局は、身体の中から健康になること。
これが1番の薄毛予防になっているのかもしれません。
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