人は老いから逃れることはできません。しかしながら、中年と呼ばれる年代以降、見た目に大きな差が現れると思いませんか?同じ50歳でも若々しい人もいれば、実年齢より老けて見られる人もいるものです。薄毛も年齢より老けて見られる代表格。見た目と老化についての研究をご紹介します。
人は見た目じゃない?
一体、人の内面は外見にどの程度表れるのでしょうか?「人を見た目で判断してはいけない」と言いつつも、外見に左右されることは誰しも経験があると思います。
薄毛が気になるのは、やはり見た目を気にしてのこと。時には精神的にも大きなダメージを与える薄毛は、内面と関係しているのでしょうか?
見た目と老化について医師が集まり「見た目のアンチエイジング研究会」として加齢のメカニズムを研究しているそうです。
こちらでは、人の内面状態が外見に表れることがよく報告されているようです。
外見が老けていると内面も…?
老化のスピードには個人差がありますよね。外見の老化は、残念ながら内面からにじみ出るものだそう。というのも、薄毛やシワ、シミ、たるみ、肥満など、老けて見える現象がある人の内面は、ものすごいスピードで老化が進んでいるかもしれないと言うのです。
思い当たるふしがある人は「怖い」と思ったかもしれませんね。
でも、逆に言えば内面を整えれば外見の老化スピードをゆるやかにできる可能性があるということです。
正しい健康管理を行っていくことで、薄毛にも光明が差すかもしれません。
老化のスピードを決めるのは?
老化の速度を決めるキーポイントは2つあるそうです。
ひとつはAGE(終末糖化産物)。白い主食などが原因で、体内が糖化することで起こると言います。
もうひとつは活性酸素。活性酸素とは酸化力がとても強くて、体内を錆びさせて劣化させてしまうのだということです。
腸内細菌の力を借りることで、これらの老化原因を抑えられるかもしれません。
薄毛の悩みも少しずつ解決するかもしれませんね。
内面が外面に表れるなんて、身につまされる話ですね!しかし、内面を改善していけば外見がよくなる可能性もあるということで、希望もわいてきます。正しく内側からケアしていきましょう。
※55歳のハゲた私が〜 P48-51