アレもコレも「毛幹の異常」だったの?!【パート1】

一言で毛幹の異常と言っても何が異常で、どれが異常でないか専門家でない私たちには全く分かりません。そのため治療すれば改善したものも、気づかないまま進行していたなんてことがあるかも知れません。

薄毛になってから悩むより、事前に防げるものは防ぎたいものですよね。
これから、「毛幹の異常」についてお話します。
この「毛幹の異常」には、11の項目があります。ご自分にあてはまる項目がないか、チャックしてみて、治療をすべきか否かを判断してみて下さい。

縮毛と波状毛・・・これは以前の投稿でお話させていただいたように、毛径指数が100に近ければ直毛、65前後で波状毛45前後で縮毛と言われており、毛径指数が毛髪の形態を決めると言われていました。ですが、幼少時と成長時で毛髪の形態が変わる事も多く、別の要因があるのではないかとの見方もあったようです。その後の研究の結果、毛包の形が毛髪の形態に関係があることが分かったそうです。縮毛や波状毛は表面的に変えること出来ますが、根本的な治療は出来ないとのことです。

白髪・・・日本人の平均白髪発生年齢は35歳からといわれています。加齢による白髪は老化現象なので全く問題はありません。ですが、20歳前の年齢で髪の10%以上の白髪があるようであれば異常かもしれません。外的要因(内外薬、疾病等)で発生することもあるそうです。

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連珠毛・・・生後すぐ毛幹に一定の間隔で数珠玉が繋がったように膨れて結節を作ります。結節との間のくびれは、すごく切れやすくなっています。先天性のものですが、原因はまだ分かっていません。現在のとことは、10%サリチル酸ワセリンの塗布で角質を柔らかくするくらいの対処法しかないそうです。

参考文献「誰もが知りたい 毛髪のひみつ」八木原陽一著

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