名医=あなたの名ドクターではない?その理由とは?

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何か病気になった時、誰しも良いお医者さんにめぐり会いたいと願いますよね。

ところが、名医としてよく名前を知られた医者が、必ずしもあなたにとっても名医とは限らないのです。その理由は何なのか、また自分にとっての名医にめぐり会うにはどうすればいいかをご紹介します。

医師にも二種類いる

病院にも大学病院や総合病院のような大きなところから、町の診療所といった小さなところまで、様々な形態があります。例えば難病など珍しい病気などは大きな病院を紹介されたりしますが、それは大きな病院の方が施設が整っており、臨床例も多いから。また、その症例に詳しい専門医がいるということも挙げられるでしょう。

ところが、医師には「臨床医」と「研究医」の2種類がいて、意外にその違いについて一般的に知られていません。
病気を診てもらうなら、「臨床医」に、それも「専門医」を探しましょう。

臨床医と研究医

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臨床医とは、外来で患者を直接診察し、処置や処方をして経過観察をする医師です。一方、研究医とは、医学や医療についても研究を本職としており、あまり患者を直接診たりはしないのです。

テレビなどメディアで有名であっても、実際には研究医であるドクターは、実際の臨床はあまり経験していないことが多く、病気の治療という意味では、名医でない可能性もあるのです。

だからこそ、良い医者とめぐり会うには、専門の臨床医を探していただきたいのです。

正しい専門科へ

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円形脱毛症なのに整形外科や内科で診てもらっている方が、実際に少なからずいるようです。産後脱毛を、お産をした産婦人科でそのまま診てもらったりする例もあるようです。

これではいい結果がなかなか出ないのは当然です。なぜなら、脱毛症の専門科ではないからです。最終的に専門科へ行くのなら、無駄な治療をせず、最初から専門科へ行くのが正解です。

ただし、かかりつけ医に専門医を紹介してもらうのはおすすめです。ひとまず信頼するかかりつけ医に相談したいのなら、診てもらうというより、専門医を紹介してくださいと頼んでみてください。

脱毛症の専門科は、皮膚科か脱毛専門のクリニックです。本を出しているから、有名だからという理由だけでドクターを選ばず、いい専門の臨床医を見つけましょう。

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