薄毛の予防や改善には、やはり毎日の食事の内容を考えることが必要です。食事によって腸内環境を整えると、健康にいいばかりか薄毛対策にもなるとはいいことづくしですね。ここでは、どのような食べ物が腸内環境を整えてくれるのか紹介します。
水溶性の食物繊維
水溶性食物繊維の代表選手はワカメなどの海藻類です。
他にも、インゲン豆、小豆、大豆、ひよこ豆、エンドウ豆といった豆類、エシャロット、ニンニク、ゴボウ、キャベツ、アボカド、梅干し、こんにゃくなどにも豊富です。
さらに、納豆やメカブ、オクラ、モロヘイヤ、山芋、里芋などのネバネバした食品にも水溶性食物繊維がたくさん含まれています。
これら水溶性の食物繊維は、腸内細菌のエサとなり、悪玉菌さえよい働きをしてくれるようになるそうです。
食物繊維の働き
食物繊維には不溶性のものもあります。こちらは、腸内のカスや細菌の死骸をからめとりながら、便の量を増やしてくれると言います。
不溶性食物繊維が不足すると、便の量は減り、腸内に食べ物のカスなどが残って腐敗菌を増やす原因となってしまいます。
便の量が減ってきたら、腸内環境が悪化して薄毛が進行しやすくなっているという注意信号だと思ってください。
そのためには、意識して食物繊維を摂れる食事をすることが大切なのですね。
不溶性の食物繊維
不溶性の食物繊維は、インゲン豆、ひよこ豆、小豆、大豆、エンドウ豆、枝豆といった豆類やおからに多く含まれています。
納豆やモロヘイヤ、オクラなどネバネバ系にも豊富です。
これらは先ほど紹介した水溶性の食物繊維も含んでいるので、毎日食べると両方の食物繊維をバランスよく取れることになりますね。
また、シソ、パセリ、ニラなどの香味野菜、キクラゲ、干し椎茸、エリンギ、えのき茸、シメジなどのキノコ類、カンピョウや桐干し大根などの乾物にも多く含まれているので、積極的に食べるようにしましょう。
さらに、発酵食品を食べることもおすすめです。味噌やチーズなどの乳酸菌、ヨーグルトの日フィスズキンなども一緒に摂るといいでしょう。
毎日の食事に気をつけるのは大変ですが、1日3食の中でこれらの食品を摂るように心がけるのは、難しいことではありません。腸内環境を整えてくれる食べ物を覚えておきましょう!
※55歳のハゲた私が〜 P87-89