カツラにしてしまえば人目が気にならないかと言えば、そうとは限りません。今度は、カツラがバレるかどうかと気にしなければならなくなるからです。そんな心配をしなくて済むように、気をつけてほしいことを紹介します。
強風に注意
カツラがバレたくないのであれば、強風と日光には気をつけてください。
強風がカツラの敵であることは想像に難くありませんが、自毛と人工毛は毛質が違うため、風には非常に弱いです。
風が吹くとカツラの人工毛だけがふわっと浮き上がったり、その逆ということも。
さらには突風でヘアスタイルが乱れたために、自毛との不一致が出てくることもあります。
強風に晒された後は、必ずヘアスタイルをチェックして、しっかり整えることが大切です。
日光に注意
カツラは、人工皮膚に人工毛を植え付けて作っています。
普段は頭皮の色など気にしていませんが、頭皮も日焼けします。
特に夏に日焼けする人は、顔の日焼けとカツラの人工皮膚の色の差に注意が必要です。
顔は真っ黒に日焼けしているのに、カツラの人工皮膚が白いままだと、かなり不自然に見えてしまうからです。
夏でも極端に日に焼かないように注意するのが一番ですが、焼けてしまったら、暑くて蒸れるのをガマンしてカツラの上に帽子をかぶるなどして隠しましょう。
カツラにするなら節度のあるカツラを
バレてもいいと思いつつカツラにする場合でも、あまりにも不自然なカツラは周囲の人が目のやり場に困ってしまうようです。
常に顔を合わせる人は、そのうち慣れていくのでしょうが、町を歩いたり電車に乗ったりすると、多くの人と行き交います。
例えば、奇抜な格好をしている人や、強烈なファッションセンスの人を見かけると、見ていいものかどうか、ちょっと気を使いますよね。
それと同じような感覚で、バレやすいカツラは周囲の人に気を使わせてしまいます。
髪の色や質、ヘアスタイルなど、あまりに不自然に見えないかどうかもカツラを付けるなら気をつけたい点です。
カツラにも意外な落とし穴がありますね!
バレてもいいと思っているカツラでさえ、周囲の人にとっては気を使うものだということも、頭に入れておきましょう。
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