薄毛は一日でなるものではありません。毎日の生活習慣から、やがて薄毛へとつながっていくのです。よかれと思って実は間違っていた!ということもあるので、もう一度「やってはいけない」ことを確認してみましょう。
喫煙している
タバコが健康に悪いことは知られていますが、髪の健康のためにもよくありません。なぜなら、タバコに含まれるニコチンやタールといった成分が、毛細血管を収縮させてしまい、血流を悪くしてしまうからです。
血流が悪くなると、栄養が十分に運ばれず、髪が育ちにくくなったり、抜け毛の原因となってしまうのです。頭皮は体の中でも末端にあたるため、特に血流が悪くなりやすくなります。喫煙の習慣があるのであれば、改善できるよう努力しましょう。
外食やファストフードが大好き
健康を維持するために、食べ物は切っても切れない栄養源です。仕事などで外食が中心だったり、ファストフードで手早く済ませることがあるとは思いますが、毎日続くと栄養のバランスが悪くなり、たんぱく質やミネラルは不足するのに、炭水化物や脂質は摂りすぎてしまうことに。
外食が続く場合でも、一品料理のメニューではなく、定食などおかずが複数あるものを選ぶとよいでしょう。
カフェインやアルコールをたくさん摂る
仕事の合間にコーヒーを飲んだり、仕事が終わってからアルコールを飲んだりすることもあるでしょう。しかし、カフェインやアルコールも、摂り方によっては髪の健康によくありません。
カフェインは覚醒作用があるため睡眠の質を下げてしまい、成長ホルモンの分泌が低下することで髪を作る毛根部分の細胞分裂が減ってしまいます。カフェインは、1日2杯程度までにし、15時以降は摂らない方がベターです。コーヒー以外にも、紅茶や緑茶にもカフェインは含まれているので注意してください。
アルコールはよく眠れるような気がしますが、実はこれも睡眠には逆効果。特に就寝前の飲酒は内臓に負担をかけてしまい、深い睡眠ができなくなります。
髪に悪いだけでなく、肥満もまねく結果になりますので、ナイトキャップの習慣があるならハーブティーなどに変えてみましょう。
髪によくない習慣、結構やってしまっていませんか?少しずつで良いので、毎日の習慣から改善していきたいですね!
※女子のための髪育レッスン P14-15