育毛剤ってどんな成分が使われているの?

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養毛剤や育毛剤という名前で売られているヘアケア製品。薄毛が気になっている人は、使ってみようかと手にしたことがあるがあるのでは?

市販されている育毛剤に、どんな効果が期待できるのか、また、期待しているような効果があるのか、探ってみましょう。

育毛剤の機能

はじめに、養毛剤とは化粧品に属しており、フケやかゆみを押さえて水分や油分を補給するものです。一方で育毛剤とは医薬部外品に属し、育毛や脱毛の予防、発毛促進、フケやかゆみを押さえるといったより直接的な効果が謳われています。ここでは、育毛剤について説明していきます。

育毛剤は、末梢血管を拡張させることで血流を増やし、毛乳頭が正常に働くことを助けます。血流がよくなると毛母細胞に栄養やエネルギーが届き、毛根の代謝が促進され、健康な髪となることが期待できるのです。毛母細胞が分裂を活発におこない、毛の成長を促すために育毛効果が現れます。

育毛剤の成分

では、具体的に育毛剤にはどんな成分が配合されているのでしょう。

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・末梢血管拡張剤

トウガラシや生姜など、頭皮を刺激して皮膚温を上げる局所刺激剤のこと。メントールやハッカ油、カンファー、ニコチン酸ベンジルなど。その他にも人参エキス、ニンニク、センブリエキス、ビタミンE、塩化カルプロニウム、ゲンチアナエキス、セファランチンなども使用されます。

・頭髪代謝活性化剤

毛の成長に必要な皮膚呼吸関連酵素を活性化させたり、毛補細胞などへエネルギーを供給するために必要な物質です。パントテン酸類、クロロフィル、ヒノキチオール、プラセンタエキス、ペンタデカン酸グリセリルなど。

・栄養補給剤

ビタミン不足を補うため、ビタミンA、B2、B6、C、D、Hを配合。また毛髪特有のアミノ酸であるシステイン、メチオニン、セリンなど。

・抗脂漏剤

フケの原因である皮脂分泌を抑えるためのもの。イオウ、チオキソロン、ビタミンB6など。

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その他に、殺菌剤、角質溶解剤、止痒・消炎剤、保湿剤、抗菌剤などが配合されています。薄毛以外にも総合的な頭皮と毛髪の問題を解決するための成分です。自分の悩みと合ったものを選ぶことが大切です。

育毛剤には、育毛以外にも効能を持っているようですね!
いずれにしても、自分の症状と逆のものを使えば逆効果なので、よく成分を確かめてみましょう。

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