自毛植毛をしても、油断するとまた薄毛に?どうしたらいいの?

1x1.trans 自毛植毛をしても、油断するとまた薄毛に?どうしたらいいの?
植毛の技術は高く、大変デリケートではある毛包も、意外に強い面もあったりします。しかし忘れてならないのは「男性型脱毛症が治ったわけではない」ということ。

つまり、植毛したところは改善されても、その周りの毛は引き続き薄毛の危険にさらされているということです。どういうことか、詳しくみていきましょう。

毛包はとっても繊細

1x1.trans 自毛植毛をしても、油断するとまた薄毛に?どうしたらいいの?

ものすごくデリケートな毛包も、実は半分に切断しても、上半分からも下半分からも新たに毛包を再生する能力があります。しかし、1本の毛を2本、3本と増やせるかというと、そううまくは行かないのです。

切断した部分から、毛包は再生されますが、再生する率は下がり、再生しても細くて頼りない毛になってしまうんだそう。
つまり、元通りの太い毛を再生させるためにはできるだけ慎重に、毛包を傷つけないことが大切なのです。

男性型脱毛症は進行性

自毛移植でデリケートな毛包がうまく定着しても、男性型脱毛症は進行性です。植毛さえすれば、すべての毛が太くてしっかりした毛が一生生えてくるのでしょうか?残念ですが、そうではないようです。

植毛した毛は問題なくても、薄毛の領域で元々残っていた毛は、相変わらず薄毛が進行している状態なのです。だから、1度自毛植毛してもまた薄毛に見えてきてしまうことがあるのです。

植毛後はどうしたらいいの?

1x1.trans 自毛植毛をしても、油断するとまた薄毛に?どうしたらいいの?
現在ではミノキシジルローションやフィナステリド内服薬など、男性型脱毛症の進行を遅らせる発毛剤や薬があります。移植後もこれらのケアを続ければ、薄毛が再び目立つことを防ぐことができるでしょう。

これだけで不十分な場合には、低出力レーザーやLED育毛などの施術を行うこともあります。自毛植毛とはいえ、それで終わりであるとは思わないよう、気をつけてください。

自毛植毛したら、それですべて解決!という訳ではないのですね。男性型脱毛症の特性をよく理解して、決断した方がよいでしょう。

 
119

  • このエントリーをはてなブックマークに追加