世間にウワサはたくさんありますが、薄毛に関するウワサもよく耳にします。しかし、薄毛は近年ものすごい勢いで研究されている、れっきとした医学の分野です。通説やウワサに惑わされず、本物の情報を得て、きちんと予防やケアを行いましょう。
血液型と薄毛の関係性
まず、医学的な結論から言えば、血液型と薄毛の関係性はまったく根拠のないことだということです。では、何故A型は薄毛になりやすいという俗説が生まれるのでしょうか？
それは、統計的にみて、ということもあるのでしょうが、ストレスが薄毛に影響を与えるという事実が関係しているように思えます。
日本には血液型占いがあり、血液型で性格を分類しますが、「A型＝神経質」という図式が容易に浮かぶことで、A型はストレスが溜まりやすい→薄毛になりやすい、という俗説が生まれたと考えられますね。
他にもある！血液型と薄毛の俗説
血液型と薄毛の俗説には、「薄毛のなり方」を分類するものもあります。それは、
A型→側頭部にうすく毛が残る不徹底型の薄毛
B型→頭頂部に数本毛が残るバーコード型
O型→完全にはげ上がるタイプ
AB型→全体的に徐々に薄くなる
といった分類です。
これも、個人的な観察と統計による俗説であり、医学的根拠はありません。自分はA型だから仕方ない、と諦めるより、正しい情報をしっかり身につけましょう。
脱毛予防は医学と科学の領域
そもそも、血液型で性格を分類したがるのは日本人だけで、欧米では血液型をたずねると「あなたは研究者なのですか？どうして人の血液型が知りたいの？」と返ってきます。
つまり、血液型による分類は、話題にはなるけれども、人の性格やまして運命を決定するという根拠は何もないということです。
脱毛のメカニズムは、医学や科学の領域のことであり、なぜ抜けてしまうのか、どうしたら予防したり生えてきたりするのかは、日夜研究が進んでいます。正しい情報で、正しくケアすることが何よりも大切なので、俗説に振り回されないよう、しっかりと知識を得ていただきたいと思います。
俗説とは、うまく人が信じてしまうように話がこじつけられていますよね！噂話としては面白いですが、みなさんが本気で信じて思い悩まないよう、これからも情報を発信し続けていきますね！
※髪のすべてがわかる本P44-45
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