脳は腸からできた?腸内細菌が髪の栄養もつくっている!

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腸内フローラなど、最近注目されている腸内細菌ですが、実は髪の栄養は腸内細菌がつくっているそうなのです。

生物が初めて持った臓器が腸であり、もっとも原始に近く、なんと、脳も腸からできたというから驚きですね!そんな腸を元気に保つことで、髪にも影響するのは、至極当然のことなのかもしれません。

ヒトの身体は腸からはじまった!

生物の誕生は海の中にあります。小さな小さな単細胞の細菌が、やがて細胞分裂をくり返す多細胞生物となります。やがて臓器を持つようになったのが、腔腸動物とよばれるもので、腸だけで生きていたのです。

この原始の腸は、消化や排泄はもちろん、呼吸、血液循環も行い、なんと思考して判断するという、脳のような活動も行っていたのです。腸は進化とともに、働きの内容に応じた新しい臓器を作りだし、心臓、肝臓、腎臓、肺、胃、脳というものができていきました。

腸内細菌が原動力

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腸内細菌は、消化活動を支え、必要な栄養素を取りだして生命活動に必要な成分を作り出しています。そして、腸にたまった不要なものや有害物質を排泄する働きも担っています。

ビタミン類の合成も行っていて、これは毛髪を作る重要な働きでもあります。

髪のためにといくらサプリメントを飲んでも、腸内細菌が活発に働いていなければ摂取効率は悪いままなのです。

腸内細菌はまた、外部から侵入する病原菌にも対抗するため、免疫細胞を活性化してもくれています。アンチエイジングにも大きく関係している免疫機能は、70%が腸でつくられているのですよ!

脳も腸からできた!

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腸では大脳に匹敵するほど、ニューロンなどの神経細胞が働いているそうです。まさに、命と身体と心を健康に保つ働きを担っているのですね。

これもすべて腸内細菌が腸にすみついてくれたおかげであり、腸の負担がかなり減りました。それによって、余ったエネルギーは脳などの臓器を生み出せたといえます。

つまり腸は今でも、脳と連携して働いていて、独自に他の臓器に指令を出すこともできるのです。脳を守っている頭皮、頭皮にビッシリ生えている髪も、もともとは腸と同じ細胞から生まれました。

腸の健康が毛母細胞と連動しているといっても過言ではありません。腸と腸内細菌が、健康な毛髪のキーを握っているのですね。

腸とは原始からある臓器で、脳と連動しているとはビックリです。
腸と腸内細菌は、健康な髪の救世主なのかもしれませんね!

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