「プラスチック化されたオイル」の怖い話①

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週2〜3回のステーキは性ホルモンを枯らさないためにも必要だという話をしましたが、
肉=皮脂が増えると心配な人もいるようです。

しかし、皮脂の心配をするならば、知らずに摂っている「見えない油」にこそ注目すべきでしょう。

見えない油って何?

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カップラーメン、レトルト、冷凍食品、ファストフード、スナック菓子、コンビニ弁当、コンビニスイーツ……などなど。

これら加工食品の原材料を見てみると、ほぼ「植物油」と書いてあります。植物だから安心だと思うなかれ、植物油にも色々あり、大元の材料や作り方など記されていないため、安価で危険な油を知らないうちに身体の中に入れていることになります。

しかも、油を摂っているという自覚さえないという、怖いことに。加工食品やお総菜の「見えない油」があることを、まずは知ってください。

見えない油の危険性

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見えない油には、大量生産された油が使われています。日本で消費量が多いのは、キャノーラ油、菜種油、大豆油などのサラダオイル。

みなさんのお家にも、ありませんか?

なんだか「サラダ」とか植物の名前が付いていると、身体にいいものだと思いがちですが、実はそうではありません。

これらの油には、「トランス脂肪酸」が含まれており、最近健康によくないとして、注目を浴びています。もちろん、頭皮や髪にもよい訳がないので、見えない油には気をつけましょう。

「プラスチック化したオイル」とは?

まさに、このトランス脂肪酸を含む油のことを、研究者の間で「プラスチック化したオイル」と呼んでいるそうです。
これは、植物油に水素を添加することで発生し、自然界にはないプラスチックのように、身体のなかで分解されにくく、しかも腐りにくいのだそうです。

そして溜まったトランス脂肪酸は、活性酸素を発生させてしまいます。活性酸素が発生すると、健康にも髪にもよくないことが起こってしまうのは、もうよくご存知ですよね?
髪の健康に気を使うなら、知らずに摂っている「見えない油」に注意しましょう。

次回は、さらにトランス脂肪酸が頭皮と髪によくない話をします。
身体に入るものは、しっかり選んだ方がよさそうですね。

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