古来から薄毛は悩みの種だった?!植毛術にたどりつくまでの歴史

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紀元前の昔から、洋の東西を問わず「これは薄毛を隠すためのもの?」と思われるような髪型やスタイルがありました。

薄毛は昔からあり、しかも昔の人も同じように頭を悩ませたということですね。では、現代の植毛術にたどり着くまでの、薄毛対策の歴史をみてみましょう。

月桂冠は薄毛隠し?

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古代ローマのカエサル、英語読みでジュリアス・ジーザーは、紀元前100年に生まれた政治家・軍人で、かのクレオパトラとのロマンスでも有名ですね。

彼ほどの英雄でも、若い頃から薄毛を揶揄されており、本人もものすごく気にしていたといいます。

シーザーといえば、月桂冠を被った姿が思い浮かびますが、本来なら凱旋の時に勝利者のシンボルとしてかぶった月桂冠を、普段からかぶれるように元老院に嘆願までしたというエピソードが残っています。月桂冠が薄毛隠しとは…なんだかイメージが変わってしまいそうです。

ヨーロッパの貴族カツラ

音楽室にあるバッハやモーツァルトの肖像、16〜17世紀頃の貴族、現代でもイギリスの法定でかぶられているあのカツラ。

元々はノミやシラミの流行によって、地毛を短く刈ってカツラを使用したというのが一般化したものらしいのですが、ヨーロッパの貴族社会では薄毛隠しにこのカツラを被っていたとされています。

独特なヘアスタイルだけに、余計に目立ってしまいそうですが、カツラの技術で自然に見せることができないのなら、逆の発想でいいのかもしれませんね。

ジャパニーズサムライの月代(さかやき)

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ちょんまげの代名詞、武士の月代(さかやき)は、元々は兜をかぶる時に蒸れるために頭頂部を剃ったのが始まりだとされています。

源平時代にはあったそうですが、定着したのは意外に新しく、江戸時代になってから。薄毛を隠すためではなかったようですが、薄毛隠しにも都合のいい髪型ですよね!

ちなみに、力士は薄毛でまげが結えなくなったら引退という話もあります。

さかやき(月代)とは、江戸時代以前の日本にみられた成人男性の髪型において、前頭部から頭頂部にかけての、頭髪を剃りあげた部分を指す。さかやきを剃った髪型のことは半髪と表現される。wikipediaより

植毛の誕生

1970年代になると人工毛を「植毛」する方法が登場します。しかし、これは炎症や感染が起こる確率が高く、日本では「用いるべきではない方法」とされました。

しかしそのずっと前、日本では昭和のはじめ、戦前に自毛を移植する方法を論文に発表していたのです。最新医療の基本となった手法を、日本人が生み出したとはすごいですよね!

薄毛は世界中で大昔から悩みのひとつでした。そのことを思うだけで、親近感がわきますね!

昔はできなかった治療法、昔の人が見たら羨ましいと思うでしょうか?

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