「植物由来」などという宣伝文句が飛び交っています。シャンプーだって例外ではありません。
そして、なんとなく化学物質よりいいだろうと思い、無添加や天然成分と表示されたものを買っていませんか?本当に天然成分が安全なのか、考えてみましょう。
「天然成分」は本当に安全か?
合成界面活性剤のような化学物質は、皮膚バリアを壊し、薄毛の原因になっているかもしれないということは知られてきたことと思います。
だからこそ、天然素材なら安心だという図式もまた、成り立ってしまっています。さて、それは本当でしょうか?
例えば、小麦を使った化粧品を使った大勢の人が、小麦の食物アレルギーを発症してしまった事件はどうでしょう。小麦は天然素材ですね。しかも植物です。立派にアレルギーの原因となり得ます。
天然成分でもアレルギーに?
草まけや漆や山芋を触るとかゆくなるといったものも、天然成分によるアレルギーの一種です。自然のものは、自分を守るために毒性を持つものもたくさん存在しているのです。
しかも、わたしたちが知っているのはそのごく一部。免疫力も腸の力も弱っている日本人が、いつアレルギーを発症してもおかしくはないのです。
シャンプーも、天然成分だから、無添加だから安心という考えは捨て、頭皮を荒し、抜け毛を増やす原因となりうるということも知っておいてください。
まずは洗いすぎをなくしましょう
だったら、どんなシャンプーを使えばいいの?という問題に戻っていますね。まずは、シャンプーの回数を減らすことが大切です。
どんなシャンプーも、界面活性剤を使用していることには違いありません。必要以上にシャンプーすれば、頭皮の新陳代謝のサイクルが狂い、炎症をおこしてかゆみが出たりするのです。
かゆいからと、過度にシャンプーをすることで、余計に頭皮を傷めることがあるという意識を持ちましょう。
天然成分や無添加の商品も、しっかり成分表を確かめることは大切なのですね。洗いすぎも注意です!
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