糖化した食べ物は、髪の毛にもよくない?寿命まで左右するAGE

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AGEとは終末糖化産物のことです。つまり、糖化した最終的な産物という意味となり、もちろん健康にも髪にもよくないとされている物質です。

これが活性酸素と結びつくと、大変危険な状態になってしまうので、何を避ければいいかをご紹介いたします。

糖化は食べ物からもやってくる

糖化は、体内だけで起こる訳ではありません。実は、すでに食べ物が糖化を起こし、AGEとして体内に入ってくることがあるのです。糖化現象を簡単に説明すると、食パンをトーストしたら、こんがりと焼き色がつきますよね。

あの状態こそが糖化現象なのです。食べ物の焼き色は美味しそうですが、実はAGEをたくさん含んだ食べ物であることをよく覚えておいてください。

糖質の過剰摂取で体内でAGEは作られてしまいますが、最初からAGEの多い食べ物を食べていることで、大量にAGEを摂っている可能性もあるのです。

「蒸す」「煮る」料理が髪の健康に最適!

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AGEを多く含む料理は、揚げ物や焼き物です。焦げ目や焼き色がAGEになるのですから、わかりやすいですね。高温で調理する揚げものや焼いた料理はAGEの多い料理ということになります。つまり、調理法は「蒸す」「煮る」がAGEを含みにくくするということですね!

腹八分目の食事を与えてネズミを育てると長寿傾向になるそうですが、エサの2割をAGEを多く含むドリンクにかえると、長寿の傾向がなくなったそうです。

アメリカではボランティアに1日2回ハンバーガーを食べさせる実験をしたところ、食べた直後から血液中のAGEが増え、血管の柔軟性が失われていったということです。

このように、AGEは血管の健康に大きく影響を与えるため、頭皮にはりめぐらされている毛細血管にも栄養と酸素が行かなくなってしまうのです。

AGEの高い食べ物たち

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干物やレトルト食品の特に肉製品、マヨネーズやマーガリンが酸化して変色した部分などにもAGEはたくさん含まれています。

また、焼き色や焦げ目がついていなくても注意していただきたいのが、電子レンジでの調理です。これも短時間で高温加熱するため、AGEが発生しやすくなります。
100%AGEの摂取をカットすることは無理でも、工夫して減らす努力をすれば、毛髪力の再生にもきっと役立っていきます。

料理法でAGEをなるべく摂らないようにすることができるのですね!髪の健康だけでなく、身体の健康にも役立ちそうです。心がけたいものです。

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